素材ガイド
チタン
【チタン性能】
- 硬く強い。比強度は鋼を上回ります。耐熱性が高く、鉄、アルミニウムをはるかに凌ぎます。融解温度は1668℃。
- 錆びなく、耐食性はステンレスに勝ります。海水にも強い素材です。
- 軽い。比重が銅の約半分、鉄の約60%。しかし、捺印に適した重量感があります。通常印鑑よりも、重いので、捺し易い感じです。
- 人に優しい。生体親和性が高く、金属アレルギーも無いため、手術などの際に人体に埋め込まれ利用されることもあります。
- 朱肉の乗り・離れが良く、捺印性能が高いです。
木製の印鑑などは朱肉が印面に染み込んで、もろく、欠けやすくなりますが、チタンは朱肉が染み込まないため、もろくなるような心配は皆無です。
注)チタンは硬い材質ですが、扱いが悪いとキズはつきますし、硬い床等(コンクリートや石等)に落とせば、へこみます。印鑑ケース等を用いて、大切にお取り扱い下さい。
金属材料として、人に優しく、ご存じの通り、チタンとはとても硬い材質です。これまでの技術では、このチタンに代表者印のような細かい文字を彫刻することは、非常に困難な作業でした。
しかし当社の世界最高峰の彫刻技術を用いることによって、このチタンに今までには考えられなかったほど細かい文字を施すことが出来ます。当社では自社彫刻を2種類の方法で行っており、ご安心して、最高のチタン印鑑をご提供することが可能です。
象牙が日本国内に入ってきていない現在、チタン印鑑の価値は高まっています。
サイズ 重量
- 12.0mm×60mm 約32g
- 15.0mm×60mm 約49g
- 16.5mm×60mm 約59g
- 18.0mm×60mm 約70g
◆カラー品揃え計9色(写真左から)
■ミラー(鏡面仕上げ)
■ブラスト ■ブルー
■パープル ■オレンジ
■イエロー ■ピンク
■グリーン ■ゴールド
黒IPチタン
新製品として、黒チタンを出しました。
どこにもない、革新的な印鑑です。チタン印鑑の最高峰です。
特殊加工によって、チタンなのに、黒。その特殊加工によって、強度が通常のチタンの20倍になりました。
よって、印面だけは通常のチタンのまま。チタンカラーとブラックのツートンカラーになっています。
表面処理も、ミラー(鏡面仕上げつやあり)とブラスト(つや消し)の2種類があります。
牛角(うしのつの)白=オランダ水牛(白)
水牛の中でも特に硬質で粘りがあり、より優れた印材として知られている印材です。
色が、黒、グレー、白の各色が混ざったマーブル模様であり、その美しさが魅力です。
名前の由来はオランダ原産というわけではなく、オランダが集積地として世界に輸出された為です。
印材の他には洋服のボタンや櫛の材料として 世界中で愛用されています。
当サイトではフ(模様)が少ないものを牛角(色)、フがまったくないものを牛角(白)として取り扱っております。
天然黒水牛(黒水牛)
オランダ水牛同様、水牛の角を加工した印材で、丈夫で長期の使用に耐えられる印材です。
通常、黒水牛というと真っ黒に染められた印材ですが、当サイトでは、染めていない天然黒水牛のみをご提供しております。天然の色そのままですので、黒水牛と比べると表面にうっすらと白い模様がうかび上がっているのが特長です。
はんこ屋アルヨ!では、染めの無い天然黒水牛を推奨しております。
柘(つげ)
植物性の印材として、古くから愛用されています。木材の中では密度が高く硬質であり、使用するほどに、艶が出て見た目にも美しい印材です。
柘は主に日本産で、現在はサツマ柘が主流になっています。
彩樺(さいか)
北方寒冷地で産出される白樺より大きい真樺と新開発されたフェノールレジンとの結合素材を高圧加熱処理することにより生み出された、限りなく天然に近い新木材です。 色は茶、黒(法人印用のみ)の2色です。